みなさんこんにちは!
苦瓜です。
最近、
「投資に関する記事が全然ない!」
とあるお客様に指摘されたので、
今日は投資に関する記事を書きます!笑
言っておきますが、
「投資」と聞いて自分には関係ない
と思ったそこのあなた!
そう思うのは早いです。
なぜなら、今日の話は、
今後の人生設計を考える上でとても重要な話だからです。
(あなたが現在何らかの仕事に従事しているなら特に)
このブログのタイトルを見て、
「聞いたことあるー!」と思った人も、
これは単なるお金の話ではないということを
予め理解して欲しいと思います。
ロバート・キヨサキとは
ロバート・キヨサキの名を世界中にとどろかせた作品は、
『金持ち父さん貧乏父さん』です。
ロバート・キヨサキの友人マイク、
マイクの父親の金持ち父さん、
ロバート・キヨサキの実の父親である貧乏父さんなど、
シリーズの続編にもでてくる人物を中心に、
お金に対する考え方が書かれています。
その中でも、今日紹介する話の中心となる著書は、
「キャッシュフロー・クワドラント」です。
この著書では、
職業を世の中の資本主義という観点から
4つのステージに分けています。
(ちなみに、クワドラントという言葉はどうでもよいので、
これ以降使うのは止めにしますね。)
ロバート・キヨサキについて知りたい方は、
以下のリンクを見てください。
職業の4つのステージとは
では、ここからは職業の4つのステージを一つずつ解説していきましょう。
以下の図を参考に説明していきます。
Employee: 従業員
左上のEの部分を見てください。
ここのエリアは、
従業員等の雇われ労働者を示しています。
給与をもらっている人や、
公務員の人はここに属すると言えますね。
簡単に言うと、
「自分が使われてお金(労働)を生み出す形態」です。
Self-employed:自営業
次に、その下のSです。
ここは、個人事業主(自営業者)の人達です。
Self-employedというのは、
自分自身が雇い主ということですね。
つまり、
「自分や外注を使って、お金を生み出す形態」
であると言えます。
フィットネスインストラクターや個人のサロン、
八百屋さん等がこのエリアに属することになります。
Business owner:ビジネスオーナー
そして、右上のBです。
ここは、ビジネスオーナーなのですが、
簡単に言うと、
「人と仕組みを作ってお金を生み出す形態」です。
例を挙げると、
セブンイレブンの大元会社であるセブン&アイ・ホールディングスの社長は、
自分がセブンイレブンのお会計のレジ打ちをすることは一切ありません。
でも、何百何千店舗のセブンイレブンの
全売上げの数パーセントが会社に入ってきて、
それらの売上げの中から自分の給料を貰っています。
(もちろん、コンビニ事業だけではないですよ)
そして、その何百何千のセブンイレブンには、
それぞれが売上げを上げる仕組みや人が備わっている わけです。
他にも、アプリやゲームソフトを作成して、
その使用または販売権利を販売するビジネスは、
このBに属すると言ってよいでしょう。
Invester: 投資家
最後に右下のIです。
このエリアは、簡単に言うと投資家です。
つまり、
「お金にお金を生み出させる形態」です。
Bの例を繋げて話すと、
セブン&アイ・ホールディングスの株を買って、
毎年何もしなくてもその配当を受け取れたり、
株を売却することで収入を得るパターンです。
不動産投資もここのエリアに入ります。
何もしなくても家賃収入が入って来るわけです。
FXやトレードは自分の時間も多少使っているので、
なんとも言いがたいですね。
(自動売買ツールとかもありますが・・・・)
左側と右側
さて、ここまで見てきましたが、
いかがでしょうか?
ここまで見てくると左側と右側で
大きな違いがあることに気付きます。
それは、
左側は「自分自身の時間を使うことでお金を生み出している」
右側は「自分ではなく、他人や物(お金)に働かせてお金を生み出している」
ということです。
左側は、
自分の時間を使って労働することで一定の収入を得ており、
それを辞めれば収入は減ります。
下りエスカレータを昇り続けているイメージですね。
普通に階段を昇るように働いていても
定位置に止まっているだけで、
昇ることを辞めた瞬間に下っていくわけです。
逆に右側は、
自分の時間は一切使っていないのですから、
上りエスカレーターに乗っているイメージです。
ちょっと効率よく昇ろうと勢いをつけた瞬間、
あっという間に上昇速度は増して上まで行ってしまいます。
皆さんは、この左側と右側どちらが良いと思いますか?
よくある勘違い
ここまで話をすると、
「右側が言いに決まってるじゃーん!!」
と思いませんでした??笑
何も考えずに「右側が言いに決まってるー!」
と思った人は、要注意です。
多くの人が、このような勘違いをしています。
その勘違いとは何かと言うと、
「右側が正しい、真理である」と思ってしまうことです。
もちろん、
お金持ちになるためには右側に行った方がよいですよ。
しかし、
右側ではないと人生は楽しくないのか、
幸せではないのか、
と言われるとそうではありません。
会社員の人でも「今の年収で十分楽しい人生だ!」という人もいますし、
公務員でそれなりに家族と不自由も贅沢もなく
暮らしていければそれが幸せだと思う人もいます。
年収は少なくても、
八百屋で毎日農家から野菜を仕入れてたくさんの
人に販売することにやりがいを感じている人もいれば、
毎日時間に追われながら頑張って
動画をアップすることが楽しいと思っている
YouTuberもいるわけです。
ネットワークビジネス(アムウェイとかネズミ講とか言われているやつ)
や投資のセミナーでは、
この4つのステージの話を持ち出し、
「皆で協力して右側に行きましょう!」
「不労収入や権利収入を得て楽しい未来を創造しましょう!」
と煽る講師の流れのままに、
そのビジネスに入会する人も多いです
(ちなみに、〇〇万円とか高額なものがほとんどです。
今まで、そういうセミナーにも何度か参加したことありますので・・・・笑)。
万一、そういう場面に遭遇したときは、
「自分の最優先価値はお金?」
「そのビジネスは、本当に自分がやりたいこと?」
と自問自答してみてください。
さいごに
今日はロバート・キヨサキの
「キャッシュフロー・クワドラント」を取り上げ、
「職業の4つのステージ」
について話をしてきました。
いかがでしたか?
ちなみに、
私はフィットネスインストラクターや個人サロンを運営する事業主
のコンサルティングをしているのですが、
ビジネスを始めるほとんどの人が
右側に行くという考え方は持っていない
です。
繰り返し言いますが、
右側が正しいと言っているのではありません。
ただ、
「ヨガのレッスンを週に25本やってめっちゃ忙しいです!」
と自分が人気インストラクターです!
と言いたげな人には、
「えっ、大丈夫ですか?」
と言いたくなるわけです。
「いつか身体が動かなくなったときにどうするのだろう??」
と思うのは私だけでしょうか・・・・
右側があることも理解して
左側にいることを自ら選択するのであれば、
良いと思うのですが・・・
自分の時間を使い続けて働くことは、
そのようなリスクと隣り合わせであることも
覚えていて欲しい
のです。
(そのリスクの削減方法として、
傷害保険や生命保険への加入がありますよね。)
今日の話を、
ぜひとも自分の今後の方向性を考える材料
にして欲しいと思います。
今日も、最後まで読んで頂きありがとうございます!
苦瓜 一斉
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