みなさんこんにちは!
苦瓜です。
今日は、久々にカラダに関するトレーニングの話をしようと思います。
実は、私は大学で筋力トレーニングの研究をしていたので、
その辺の話は延々とできます。笑
で、今日紹介するテーマは、
「加圧トレーニング」です。
もうほとんどの方が聞いたことのある
トレーニング方法だと思うのですが、
「実際どうなんだろう・・・」
「きついのかな・・・」
と思っている人も多いのではないでしょうか?
そんな人の疑問に答えられると思いますので、
せひ読み進めて頂けると嬉しいです。
加圧トレーニングとは
加圧トレーニングとは、
簡単に言うと、
「腕や脚の付け根に専用のベルトを巻いて、
血流を制限して行う筋力トレーニング」
です。
イメージが分かりやすい動画を見つけたので、
その方法も合わせて詳しく知りたい方は
以下の動画を後ご覧ください。
加圧トレーニングのメカニズム
では、血流を制限して筋力トレーニングを行うとなぜ良いのでしょうか?
そこには、
「成長ホルモン」と呼ばれる大事な物質
が関わっているのですが、
そのメカニズムを簡単に説明すると、
①血流が制限されたままトレーニングをすることで、血中の乳酸や代謝物が蓄積される。
②加圧時に高まった乳酸が受容体を刺激して、脳下垂体から成長ホルモンが出る。
③圧を除いた後、増加した成長ホルモンは遊離脂肪酸として血中に放出される。
④結果的に、低負荷でも高負荷の筋力トレーニングと同様の効果を得られる。
(※一般的に成長ホルモンの分泌を促すには、高負荷の筋力トレーニングが必要と言われています。)
のような流れです。
ちなみに、成長ホルモンとは、骨や筋肉の成長を促すホルモンと言われています。
加圧トレーニングのメリット
加圧トレーニングには、
ダイエット、血行促進、
回復力アップ、筋力アップ、
若返り・美肌等の効果があると言われていますが、
はっきり言って、これ全部というのはとても怪しいです。笑
(ダイエットは特に・・・・笑)
こういった効果と言うよりは、
取り組む上で以下のようなメリットがあると私は考えています。
短時間でできる
約20~30分くらいの運動時間で、
成長ホルモンの分泌を促す負荷の運動ができることは、
忙しい人や運動不足の人にとってはメリットと言って良いでしょう。
低負荷で行える
上記でも述べたとおり、
本来は高負荷でやるべきところを
低負荷で行えるのはメリットです。
ただし、低負荷でも血流を制限しますので、
それがきつい人にとっては低負荷でも同じかもしれません。
(私の個人的な感想としては、
低負荷だけど、
まあまあきつかったです・・・・。)
対象が広い
加圧トレーニングは低負荷で実施できるため、
正しいフォームでの筋力トレーニングがしやすいと言えます。
つまり、バーベルやダンベルを持ったことがない
筋力トレーニング初心者や高齢者でも実施できるため、
幅広い世代がトレーニング対象となります。
加圧トレーニングのデメリット
ここまでメリットを述べてきましたが、
少なからずデメリットもあります。
専門家の指導が必要
当たり前ですが、
加圧トレーニングをいきなり1人でやることはお勧めしません。
なぜなら、血流制限をするので、
大きくリスクを伴うからです。
つまり、
どれくらいの圧でベルトを着けて、
どれくらいの負荷で実施するのかについては、
専門家の指導の下でやる必要があります。
血流制限には細心の注意を
これも、上記で少し述べましたが、
血流制限をする際には、扱う圧や重量負荷、
運動時間等について細心の注意を払う必要があります。
私は、加圧トレーニングがまだ実験段階のころに
トレーニング被験者をやったことがあるのですが、
実験内容がハードすぎて、
トレーニング後に脈拍が25回/分くらいになりました。
(マジで死ぬかと思いましたよ・・・・・)
さいごに
さて、ここまで
「加圧トレーニング」について話をしてきましたが、
いかがだったでしょうか?
細かい部分についてもっと知りたいという方は、
以下のページを覗いてみてください。
ちなみに、私の意見としては、
時間に余裕はないがお金は十分にある、
という方は「加圧トレーニング」にチャレンジして良いと思います。
もちろんですが、
その場合は専門の加圧トレーニングスタジオに行ってくださいね。
じゃ、それ以外の方はどうすれば良いのかって?
答えは簡単です。
普通に筋トレしてください。笑
加圧トレーニングの効果には、
「ダイエット、血行促進、
回復力アップ、筋力アップ、若返り・美肌」
と謳われていますが、
これ、全部、
普通の筋トレを時間かけてやれば得られる効果です。
(ダイエットは、食事の要素が強いので、
一概には言えませんね・・・)
つまり、本当に時間がなくて、
短時間で効果を出したい方には向いているでしょう!
ただし、デメリットの部分でも述べたように、
専門家の下で細心の注意を払いつつ取り組むことを忘れないでください。
最近は聞きませんが、
一昔前は加圧トレーニング中に亡くなったとか・・・・・
ちらほら聞いたこともありますので・・・・・
(あまり大きな声で言えません。。。)
今日も、最後まで読んで頂きありがとうございます!
苦瓜 一斉
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