子どもの才能を伸ばすポイント

みなさんこんにちは!

苦瓜です。

今日は子どもの才能の伸ばし方について話をしようと思います。

実は、私は昔から子どもが大好きで、子どもの運動指導についての経歴はかなりある方だと思います。

大学まではサッカー、大学院ではプロボクサーかつ子どもの発育発達に関する研究にも携わっていたことを生かし、現在は子ども運動教室の講師を複数担当しております。

そんな中で、私が思う子どもの才能を伸ばすポイントをまとめましたので、紹介させて頂きますね。

短所を直すか長所を伸ばすか

短所を直すか長所を伸ばすかの議論は昔からたくさんされています。

皆さんはどう思いますか?

ここからは、その双方の考えの立場から、私なりの意見を書いていきますね。

短所を直すこと

特に日本では子どもの長所を伸ばすよりも、短所をなくすことを重視する傾向にあり、良い部分を褒めるよりも悪い部分を叱る親御さんは少なくありません。

欠点をなくすということは悪いことではありませんし、将来を考えると欠点を修正してあげるというのは親御さんの大事な役割のひとつといえます。

しかし、親が子どもに対しまたは先生が生徒に対して、毎日のように「あれが悪い」「これが悪い」と朝から晩まで短所を責め立ててみて、彼らの短所は本当に改善していくのでしょうか。

褒めるよりも叱られる経験のほうが多ければ、常に大人の顔色をうかがうだけの子どもとなってしまい、可能性を閉ざしてしまうことになるでしょう。

結局、短所は誰が直すのかと言えば、自分で気付き自ら反省をし、そして自分自身が直して行く以外にないのです。

短所を指摘続けることがもし正しいとするならば、自らが自らを創り上げ築いて行くべく、己を変えようと思っていない人に対して、その短所をどれだけ指摘し続けたとしても、そこに変化は起こらないでしょう。

長所を伸ばすこと

『論語』の中に「君子は人の美を成す。人の悪を成さず。小人は是れに反す(君子は人の長所を見つけて、一緒になってそれを伸ばすのを助けてやる。それによって悪いところは目立たなくさせてやる。小人はこれと正反対である)」という言葉があります。

私の考えもそうなのですが、長所を伸ばすことにより短所が消えてなくなるまたは抑えられていくことは間違いないと思っています。

短所を指摘し続けることとは反対に、毎日のように「あれは凄くよかったね」「これは素晴らしいね」と誰かを褒めるという場合、褒められた人は皆良い気持ちがするでしょうし、もっと努力して行こうと思うのではないでしょうか。

だからこそ、君子は「人の美を成す」として長所を伸ばすのを助けてやり、一緒になってそれを磨いてやろうとするわけで、そうすることでその人自身がそれを磨いて行くようになるのです。

誰しも叱られるより褒められる方が嬉しいものですし、特に子どもの場合には欠点はある程度目をつぶって、才能を伸ばして行く方向で見守ってあげることがポイントだと思います。

さいごに

私の結論ですが、

子どもの才能を開花させるためには、「褒めて長所を伸ばせ!!」

です。

冒頭にも述べましたが、長所を伸ばすか短所を直すかというのは賛否両論で、世の中にはどちらの意見もたくさんあります。

もちろん、子どもの状況や年齢によって両方を使い分けたり両方とも実践する必要があることは言うまでもありません。

ただ、一つだけ言っておきたいことは、その子どもの可能性を広げるも閉ざしてしまうも親御さんや指導者であるということです。

あなたの教育方針1つで、能力のある子ども、能力のない子ども、特定の才能に開花する子ども・・・・これからの未来を担う子どもたちの能力が決まってしまうかもしれないのです。

子どもは大人に比べてこれからの未来の方が遥かに長いので、無限の可能性を持っている と言っても過言ではありません。

せっかくいい部分があるのに、良いところはあまり褒めてあげないで悪い部分を指摘ばかりしていれば、たとえ欠点を修正することができたとしても、内向的で積極性の欠けてしまう人間になってしまうこともあるでしょう。

子どものうちというのは小さくまとまった人間にしようとはせずに、才能を伸ばしていく方向で子育てをしていったほうが、大きな成長につながって行く のではないかと思います。

今日も、最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

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苦瓜 一斉

代表取締役株式会社FRONTIER GATE
出身地:沖縄県 最終学歴:筑波大学大学院(体育科学) 大学時代の研究や経験を生かし、主にスクール運営やフィットネス、スポーツマネジメントを中心とした事業を展開中。現在は、個人起業家の支援やコンサルティングも手掛ける。元プロボクサー。個人投資家。

※この記事は、あくまで苦瓜一斉個人の考えであり、他の情報や人物を否定するものではありません。本内容を実践するしないは、個人の判断でお願いいたします。

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